10月27日に「平成27年版厚生労働白書」が公表されました。
「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的に毎年とりまとめられています。厚生労働白書は2部構成で、第1部は毎年テーマを決めて執筆されており、今年は「人口減少社会を考える~希望の実現と安心して暮らせる社会を目指して~」となっています。第2部の「現下の政策課題への対応」では、子育て、雇用、医療・介護、年金など、厚生労働行政の各分野について、最近の施策の動きがまとめられています。
人口の減少に対しての大きな危機意識の下、厚生労働行政の政策決定がなされていることが読み取れる内容となっています。当事務所では、現実の経営者の方々が抱える問題を解決するため、白書から読み取れる基本的な政策と、それに基づく様々な具体的施策をいかに上手に活用していくかを常に考え、有益な情報提供を行ってまいります。