平成25年「若年者雇用実態調査」の結果が公表されました。
15歳から34歳の「若年労働者」の、事業所における雇用状況、若年労働者の就業に関する意識など若年者の雇用実態について把握することを目的とする、「若年者雇用実態調査」(平成25年10月1日現在)の調査結果が発表されました。
これによりますと、事業所調査については、過去3年間に正社員以外の若年労働者がいた事業所のうち、若年労働者を正社員へ転換させたことのある事業所の割合は46.6%でした。また、定着のための対策を行っている事業所割合は、若年正社員では70.5%、正社員以外の若年労働者では54.2%で、前回(H21)調査に比べるといずれも上昇したとのことです。
個人調査については、在学していない若年労働者のうち、若年正社員は68.2%、正社員以外の若年労働者は31.8%でした。在学していない正社員以外の若年労働者の今後の働き方の希望は、正社員として働きたいが47.3%、正社員以外の労働者として働きたいが28.7%、独立して事業を始めたいが1.6%でした。
正社員として働くことを希望する若年労働者の割合は半分近く、また、正社員へ転換させたことのある事業所の割合も半分近くあります。非正社員の活用を図ることが企業の活性化にとって大きな意味を持っているのではないでしょうか。国も助成金を制度化するなどして、これを応援しているものと思われます。
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