雇用関係助成金とは
雇用関係助成金は、国が政策目的を実現するため事業主様に交付されるもので、融資などと異なり返済不要で大変有利な制度です。
雇用関係助成金は、[労働者の雇用維持][労働者の再就職支援][高年齢者・障害者等支援][その他の雇い入れ関係][雇用環境の整備][仕事と家庭の両立支援・女性活躍推進][キャリアアップ・人材育成]の7つの分野に大きく区分され、それぞれの分野で多くの種類の助成金が制度化されています。
現在様々な助成金がありますが、雇用調整助成金とキャリアアップ助成金について説明します。
なお、当事務所では、助成金のみの依頼は受けておりません。顧問契約を締結したお客様のみ手続きを代行しております。
キャリアアップ助成金
キャリアアップ助成金は、パートタイマーなどのいわゆる非正規雇用の労働者の企業内でのキャリアアップなどを促進するため、正規雇用への転換、人材育成などの取り組みを実施した事業主様に対して助成される制度です。
例えば、正規雇用等転換コースでは、有期労働者を正規雇用へ転換した場合、現在1人当たり最高72万円助成されることが可能です。ただ、そのためにはキャリアアップ制度を作成し、就業規則も整備する等の条件を満たす必要があります。
私共がこの助成金に着目する理由は、単に一時的に助成金を得るというだけでなく、長い目で見ても企業の成長を実現する内容だと考えるからです。私は以前、スーパーの衣料品売り場で働いていましたが、その時強く感じたことは、パートタイマーの中には、本当に仕事熱心で優秀な人がいるということでした。この人財(材)を活用しない手はありません。その活用方法の一つとして、キャリアアップ助成金制度があると考えています。
私共「拡がる企業社会保険労務士事務所」では、形式ではなく実質的に人材活用を実現するキャリアアップ制度の作成、就業規則の整備を事業主様のお考えに則って行います。そして、助成金獲得の手続きも責任を持って代行いたします。ぜひ当事務所にご連絡ください。