厚生労働省は、10月24日「平成29年版厚生労働白書」を公表しました。「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的に毎年とりまとめられています。
今年の白書は2部構成となっており、毎年異なるテーマでまとめている第一部では「社会保障と経済成長」と題し、成長という視点から社会保障の在り方を考えるための基礎資料について提示しています。年金制度や社会保険制度の仕組みがわかりやすく解説されていて、とても参考になります。
また、9月24日には労働経済白書も公表されています。こちらでは、労働生産性の向上や、イノベーション、ワーク・ライフ・バランスなどが論じられており、とても参考になる内容となっています。